株式会社Techouse(テックハウス) クラウドハウス株式会社Techouse(テックハウス) クラウドハウス
導入事例

採用戦略やブランディングの構築に向け、
心幸グループに寄り添い採用を支えてくれる心強い外部パートナー

会社名
心幸ホールディングス株式会社
ホームページ
http://www.shinko-jp.com/
採用ページ
https://shinko-jp.omros.jp/
従業員
670名(令和4年5月)
1949年創業以来、福利厚生の企業内売店・食堂などの事業で日本企業を支えてきた心幸グループ。現在は、食と健康を軸に健康経営(ウェルネス)サポートなど時代のトレンドに合わせて事業を拡大し、福利厚生支援を通じ、世界一はたらく人を元気にする会社を目指します。“はたらく心を幸せに”が心幸グループのミッションです。

そんな同社が採用の専任担当者を置いたのはコロナ禍以降。企業のオフィスのあり方や採用戦略が変わる中で、自社採用HPを強化し、採用ブランディングも進めていくパートナーとして「クラウドハウス採用」を導入しました。今回の記事では、採用担当の高谷 悦子様に、なぜクラウドハウス採用だったのか、どんな効果が出たのかなどを伺いました。
目的
  • 全国約200店舗のスタッフ採用の強化
  • 中途、新卒採用に向けて採用ブランディングを強化
効果
  • 自社採用ページから求職者を意識した情報発信ができ、成果を実感
  • 採用の外部パートナーができたことで、採用ブランディングを効果的かつ躍進的に推進

初めて採用の専任者を置き、採用戦略を一から構築

  

 まずは御社がどんな会社かを教えてください。

企業向けに福利厚生の支援事業を行っています。今から70年以上前、菓子卸売業から企業としての歩みがはじまり、現在は「食と健康」を軸にグループ6社で事業を展開しており、特徴は、その全てが1社の部署のような形で連携して動けることです。「企業内売店」「企業内食堂」「管理システム」「健康経営サポート」などグループ全体でお客様を支援できることが業界内でも差別化に繋がっています。

 御社で働く人材や、採用の特徴などはありますか?

店舗のパート・アルバイトが多く、採用するエリアも広いのが特徴です。兵庫県尼崎市にある本社で採用を一括管理しており、各店舗から「求人を出してほしい」という依頼があってから、本社で媒体を選定していました。しかし、以前は本社に採用の専任担当がいなかったので戦略的に行うことができていなかったため、私が専任となったという経緯があります。

 その際に高谷さんが感じた御社の採用課題はどんな点でしたか?

まず、専任がいなかったことで媒体出稿の検討などは片手間で、金額感が合えば出稿するという理由で媒体を選んでいました。簡単に言ってしまえば、値段だけで比較して選んでいたときもあり、無料で掲載できるハローワークが主流の手段だったのもそのためです。しかし、掲載までの手間や時間がかかるのが難点で、決してうまくいっていたとはいえません。

また、パート・アルバイトは立地、勤務時間の問題が大きく、早朝・夜中の勤務時間帯があったり、人口が少ない地域だとそもそも応募がないというのも以前は課題でした。正社員採用の場合だと、マッチングの問題があり、私たちが望むスキルや経験がある方と、応募してくる方のギャップがありましたね。

 そういった課題があった中で、今回「クラウドハウス採用」を導入したきっかけを教えてください。

私が選んだので、その背景をお伝えすると、まず会社側から採用専任の仕事の打診があり、今後どのような戦略で採用を進めていくか社内プレゼンを求められたことが大きかったですね。

もともと食堂立ち上げなどの現場を経験し、その後バックオフィス全般で主に労務寄りの仕事をしていたので、採用は未経験。採用に対して、どんな方向性が良くて、どんな手段があって、最終ゴールはどう設定すればいいのか、全く何もわからない状態でした。そのため、今使っている媒体や手段が本当にいいのかを検証することから始め、今後何を変えていくかを洗い出していった中で行き着いたのが採用HPを変えることでした。

次に、プレゼンするならどのくらいのコストや効果が見込めるのかを調べたのですが、その際に思い出したのがクラウドハウス採用です。実は前任の担当者が名刺交換やサービス説明は受けたことがあって、当時は利用はしなかったのですが名前だけは覚えていたのです。

懇切丁寧に寄り添っていただけたことで採用の勘所がわかった

最終的にサービスを導入する決め手になったのはどんなところですか?

飲食系・チェーン店に強いことはプラスでしたが、商品・サービスというものは、どの会社も進化したり退廃していくものですし、ベーシックな機能が整っていれば、極論なんでも良かったのです。重視したのはまさに「人」です。

私自身、とにかく採用についての知識がなかったので、懇切丁寧に寄り添っていただける業者を選びたいと思っていました。その点、クラウドハウスは私たちが最終的に向かうところに一緒に向かってくれる会社だなと感じたのです。

似たような採用ツールを持つ会社は他にもありましたが、クラウドハウスの担当者はしっかり話を聞いた上で一般的な提案だけではなく、今必要としている内容・資料の提案を迅速にしていただきました。私みたいな担当者が1人の会社は、採用のパートナーがいてくれると本当に嬉しいんです

 御社は2021年10月からサービスを導入されました。採用HPに求人を掲載する前後で感じたこと、印象に残っていることはありますか?

 

2021年8月に社内プレゼンを行い導入が正式に決まりました。それから求人広告を作るわけですが、今まで利用していた採用ツールは、自分で情報を入力し求人ページを作らないといけませんでした。しかし、クラウドハウスには雛形があり、必要な箇所の情報を変更したら掲載できたのがシンプルで良かったです。

その上で、求人広告を作る上で、やはり押さえるところは押さえて作らないといけないと身をもって知ったのも大きかったですね。例えば、「こういう人を採用したい」というように、なんでも自分たちの思いを載せればいいというものではなく、求職者の視点のSEO対策を考えることも必要でした。つまり「どういう人が働きたいと思うのか」「その方が、どのように検索をして、弊社の求人にたどり着くのか」などです。

 御社にあった求職者が、どんな気持ちで検索しているのかを想定して「キーワード選び」をしていくことが大事ですよね。

私の場合、家族や周りの友人知人に、「求人情報を探すなら、どんなキーワードで検索するか」を考えてもらい、実際に検索をかけてもらうなど積極的に協力してもらいました。その過程を通じて「アルバイトをしたいと思っている」「家の近所で働きたいと思っている」「調理が好き」など、どんなキーワードで検索するかから逆算してページを設定することが大事だと学びましたね。

あと、クラウドハウスの担当者の方にはしつこいほど電話をかけて質問をしていました(笑)。「SEOとは?」など、何もわからない状態だったので、辛抱強く付き合ってもらったことに感謝しています。

会社の魅力を伝える採用ブランディングの効果を実感

 クラウドハウス採用にしてから、応募数などの効果はいかがでしたか?

応募者の年齢層が下がったのが特徴です。食堂事業などは、短時間でスピード感を持って動いたり、想像以上に重たい荷物をもたないといけないことがあったりと体力も必要で、若い方にも来ていただくために、以前と比べて仕事内容やポイントをしっかりと求人情報に載せたり写真を多く使ってアピールしました。(他媒体だと写真が1枚しか入れられないことも)

また、求人を出してから採用に至るまでの期間が短縮できるようになったり、今まで募集に苦戦していた求人難店舗が減ったように感じています。人が集まりにくいエリアは、平日限定、土日限定など働き方を分けて求人を出したり、検索条件で引っかかりづらい場合は、エリアを広めに設定したりキーワードを増やしたりと工夫をしたのも要因でしょうか。今までは、そこまで考えて求人を出していませんでしたが、事前にいろいろと考えて実行したり、クラウドハウスの担当者が相談してくれたことが実績に繋がっていると感じています。

また、最近は現場と連携することを心がけています。最初は売店のアルバイトやパートの採用から始めて、今は食堂など採用したい店舗の店長と直接連携を取って採用を進めることも多くなってきたからです。店長からも採用ページのテキストの指摘などをいただき迅速に修正して反映するなど連携ができることは良い人材の採用にもつながり、とても助かっています。戦略的な採用活動をする上では、採用担当者の一方的な発信ではなく、いろいろなところと連携しないと採用は難しいんだなと改めて感じています。

 他にクラウドハウス採用を導入してから変わったことはありますか?

パート・アルバイトの採用だけではなく、最終目的は新卒採用にあります。3月に情報解禁して新卒採用がスタートする時には、会社がしっかりブランディングもできている状態にしておく必要があり、そこに行き着くためのステップとして採用の流動性が多いパート・アルバイト採用をしっかりこなせるようにしたいと思っていました。その後、中途、新卒とステップアップしていく中で、採用全体のブランディングができれば嬉しいですね。

 採用ブランディングについてはどんなことを意識されていますか?

自社HPにクラウドハウス採用を導入したことで、会社の魅力をそのまま「魅力」として伝えられていると思っています。

新卒採用は、会社の事業内容をただ説明するだけではなく、「こう伝えたらもっと響くのではないか」などを考えて魅力の訴求ポイントをコントロールして伝えるようにしていて、ただ平坦に伝えるのではなく、メリハリや強弱の付け方が次第にわかってきました。

また、パート・アルバイトもそうですが、入社後になるべくミスマッチが起きないように、あらかじめ採用ページで仕事内容や雰囲気などの情報を開示しておくことも意識にしています。そうすることで応募数が増え、ブランディングも少しずつできてきていると実感しています。

クラウドハウスとチームとして成果を出したい

 今後、クラウドハウス採用をどのように活用していきたいですか?

御社とお付き合いを進める中で、クラウドハウスのサービスも、運営しているメンバーも「若い会社なんだな」と感じることがありました。当初、私は採用に対して全く知識がない状態で採用担当になったので、クラウドハウスにはおんぶに抱っこで採用について教えてもらっていて、今はだいぶわかってきたからこそ、「クラウドハウス(若い会社)と一緒に成長できたら」と思考が変わってきました。

クラウドハウスの皆さんの協力もあって、自分自身の仕事(採用)に実績が出て、自信がついて、結果に繋がってきたのでとても感謝しています。

共に成長していき「あの頃はお互い大変だったよね」と振り返ることができるくらいの距離感が丁度いいのかなと感じています。若い方から学ぶところもたくさんありますよ。

 単なる業者やアシスタント的な立ち位置ではなく、パートナーとして仕事ができているというイメージでしょうか?

そうですね。私の場合、1人で採用を担当しているので、採用難店舗でクラウドハウスの方といろいろ対策を考え試行錯誤した末に応募が来た時は「応募が来ましたー!」と、まずはクラウドハウスの担当者に報告して喜びを分かち合っています(笑)。小さな喜びを一緒に味わえる社外の人がいるのはいいなと最近感じています。

 これからの御社の目標を教えてください

今まではグループ内で食堂ならこの会社、売店ならこの会社というように、それぞれブランドカラーがあるなど社内で事業の差別化をしていました。しかし、コロナ禍で会社のブランディングを再考し、2022年4月にはロゴも変え、グループ全体でお客様に価値を提供できるような会社を目指しています。

他にも、DX戦略でセルフレジを導入したり、働き方改革に合わせて売店のあり方を変えたり、新しいことを始める際にはプレスリリースとして記事を発信したりとどんどん変革を取り入れており、採用もその活動にリンクしています。

 採用を通して会社にどんな影響を与えたいと考えていますか?

この会社で働いて良かったと思ってもらいたいし、会社を好きになってくれる人に入社してきてもらいたい。やはり最終的には会社を作っていくのは「人」だと思っていますし、人が人を呼んでくる流れを作りたいです。

 今後、高谷さんは採用の仕事をどうしていきたいですか?

最近は、プレイヤーだけではなくチーム作りも、と上司から言っていただきました。自分自身は理解できることが増える程、目標を実現させる上ではまだまだ出来ないことの方が多く、採用のプロになるまでの道のりは遠いと痛感しています。

新卒採用もインターン受け入れも1人で担当しているので、質も量も人一倍量をこなしてきましたが、クラウドハウスを導入したことにより、たった1人で頑張っているのではなく、一緒にいるパートナーがいると感じており、本当に導入して良かったと思っています。それは成果として数字にも出てきています。

採用専任担当になってから1年も経っていませんが、今後は若手メンバーを増やして、一緒に採用活動チーム作りをしていきたいですね。

 本日はありがとうございました!

 

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